MatchLayerで募集フォームの入力項目を追加・変更する方法|カスタムフィールドで自社向けに整える

サイト構築のヒント

MatchLayer で募集ページ(リスティング)を作ると、タイトルや説明・画像といった基本の入力欄が最初から用意されています。でも、実際に運営を始めると「うちのサービスだと、ここに○○の項目も入れてほしい」というのが必ず出てきます。スペース貸しなら「最寄り駅」や「広さ」、スキル販売なら「対応エリア」や「保有資格」——こうした業種ならではの入力項目を、コードを書かずに足せるのが「登録フォーム設定」です。

この記事では、募集フォームと会員登録フォームに自分で項目を追加・変更する手順を、管理画面の操作に沿って説明します。

想定読者:MatchLayer の初期セットアップ(プラグイン有効化・ライセンス登録・サイトジャンル選択)を済ませた管理者の方。まだの場合は先にセットアップマニュアルを読んでください。

    この記事でできるようになること

    次のことができるようになります。

    • 募集フォーム(リスティング)に独自の入力項目を追加する
    • 項目の種類(テキスト・選択肢・チェックボックス・数値など)を目的に合わせて選ぶ
    • 追加した項目を検索の絞り込み条件としても使えるようにする
    • 会員登録・プロフィールの入力項目を、提供者・利用者ごとに設定する

    所要時間は、項目を2〜3個追加するだけなら 15分ほどです。

    用語のおさらい:MatchLayer では、追加できるこれらの入力項目を「カスタムフィールド」と呼びます。標準の入力欄に、自分で足す欄、というイメージです。


    1. 「登録フォーム設定」を開く

    左メニューの MatchLayer → 登録フォーム設定 をクリックします(URL:wp-admin/admin.php?page=matchlayer-custom-fields)。

    この画面は、上部の3つのタブで入力項目の置き場所が分かれています。

    タブどのフォームの項目か
    ユーザープロフィール用会員のプロフィール編集フォーム
    ユーザー登録用会員登録(サインアップ)フォーム
    ○○用(例:スペース用)募集ページ=リスティングの作成・編集フォーム

    3番目のタブの名前は、サイトジャンルで決めたリスティングの呼称によって変わります(スペースレンタルなら「スペース用」、人のマッチングなら「サービス用」など)。

    各タブは、左が「追加・編集フォーム」、右が「登録済みの項目一覧」という共通のレイアウトです。


    2. 募集フォームに入力項目を追加する

    まずはいちばん使う、募集フォームへの項目追加です。

    ① 「○○用」タブを開く

    3番目のタブ(例:スペース用)をクリックします。

    ② フィールド名を入力する

    左のフォームの 「フィールド名」 に、フォームに表示したい項目名を入れます。たとえば「最寄り駅」「広さ」「料金」など、利用者が見てそのまま分かる名前にします。

    ③ 種類を選ぶ

    「種類」 で入力欄の形を選びます(種類の使い分けは次の章で詳しく説明します)。

    ④ 必要に応じてオプションを設定する

    種類や用途に応じて、次の項目が出てきます。

    • 必須:チェックを入れると、その欄を空のままでは保存できなくなります
    • 検索項目として表示する:チェックを入れると、その項目が検索の絞り込み条件にも追加されます(募集フォームの項目だけで使えます)
    • 単位:種類が「数値」のときに出ます。「円」「km」「㎡」など、数字の後ろに付く単位を入れます
    • 選択肢:種類が「選択肢」「ラジオボタン」「チェックボックス」のときに出ます。1行に1つずつ選択肢を書きます

    ⑤ 「追加」を押す

    フォーム下の 「追加」ボタンを押すと、右の一覧にその項目が並びます。

    補足:たとえばスペース貸しなら、「最寄り駅(テキスト)」「料金(数値・単位は円・検索ON)」「設備(チェックボックスで Wi-Fi/ホワイトボード/駐車場)」のように足していくと、募集ページがぐっとサービスらしくなります。


    3. 入力項目の「種類」を使い分ける

    種類は全部で6つあります。集めたい情報の形に合わせて選んでください。

    種類こんな項目に向いている
    テキスト最寄り駅・最寄りバス停など、短い1行の文字
    テキストエリア利用上の注意・補足説明など、長めの文章
    選択肢1つだけ選ばせたい項目をドロップダウンで(例:建物タイプ)
    ラジオボタン1つだけ選ばせたい項目を、選択肢を全部見せて選ばせたいとき
    チェックボックス複数選んでよい項目(例:設備=Wi-Fi・駐車場…)
    数値料金・広さ・人数など、数字で表す項目。募集フォーム専用

    「選択肢」「ラジオボタン」「チェックボックス」を選ぶと、選択肢を入れる欄が出てきます。1行に1つずつ書いてください。「数値」を選ぶと単位の欄が出てくるので、必要なら「円」「㎡」などを入れます。

    数値は募集フォームだけ:数値型は「○○用(募集)」タブにだけ表示されます。会員登録・プロフィールのタブには出てきません。料金や広さのような、範囲で絞り込みたい項目に向いています。


    4. 追加した項目がどこに出るのか

    追加したカスタムフィールドは、自動で次の3カ所に反映されます。

    募集フォーム(作成・編集)

    提供者が募集ページを作る・編集するときのフォームに、追加した項目が入力欄として並びます。「必須」にした項目は、空のままだと保存時にエラーになります。

    募集ページの詳細

    公開された募集ページに、項目名と入力された値がセットで表示されます。値が空の項目は表示されませんので、人によって埋まったり埋まらなかったりしても、見た目が崩れません。

    検索の絞り込み

    「検索項目として表示する」をONにした項目は、検索フォームに絞り込み条件として自動で追加されます。種類によって絞り込み方が変わります。

    • テキスト・テキストエリア:入力した言葉での部分一致
    • 選択肢:ドロップダウンから選んで完全一致
    • ラジオボタン・チェックボックス:その形のまま表示(チェックボックスは複数条件のいずれかに一致)
    • 数値:「最小値」「最大値」の2つの欄で範囲指定(例:料金〜円以下、広さ〜㎡以上)

    複数の条件を指定したときは、すべてを満たす募集だけが結果に残ります。


    5. 並び替え・編集・削除

    一覧に並んだ項目は、あとから自由に整理できます。

    • 並び替え:一覧の行をドラッグして順番を変えられます。ここで並べた順が、そのままフォーム・詳細ページ・検索での表示順になります
    • 編集:各行の 「編集」 から、名前・種類・選択肢などを変更できます
    • 削除:各行の 「削除」 で項目を消せます

    削除しても入力済みのデータは消えません:項目を削除しても、すでに入力されていた値はデータベースに残ります。消えるのは「今後の新しいフォームにその欄が出なくなる」ことだけです。いったん非表示にしたいだけなら削除でも安全です。


    6. 会員登録・プロフィールの項目を変える

    募集フォームと同じ要領で、会員側の入力項目も設定できます。

    • ユーザー登録用タブ:会員登録(サインアップ)のときに入力してもらう項目
    • ユーザープロフィール用タブ:登録後にプロフィールとして編集できる項目

    この2つのタブには、募集フォームには無い 「適用ロール」 という設定があります。

    適用ロール表示される相手
    両方提供者・利用者の両方
    提供者のみサービスを掲載する側だけ
    利用者のみサービスを探す側だけ

    たとえば「保有資格」は提供者だけに、「興味のあるカテゴリ」は利用者だけに——というように、相手によって聞く項目を出し分けられます。


    7. フロントで確認する

    設定したら、実際のフォームで見え方を確認しましょう。

    • 募集フォーム:提供者でログインして、募集ページの新規作成を開く
    • 会員登録フォーム:ログアウトした状態で、登録ページを開く
    • 検索:リスティング一覧の検索フォームに、絞り込み条件が増えているか

    思ったとおりに出ていれば完了です。あとは運営しながら、足りない項目を足したり、使われていない項目を整理したりしていきます。


    困ったときは(FAQ)

    Q1. 「数値」が種類の選択肢に出てこない

    A. 数値型は募集(○○用)タブ専用です。「ユーザー登録用」「ユーザープロフィール用」のタブには表示されません。料金や広さなどは募集フォームの項目として追加してください。

    Q2. 追加したのに検索で絞り込めない

    A. その項目の 「検索項目として表示する」 にチェックが入っているか確認してください。チェックがONの募集用フィールドだけが、検索フォームに条件として追加されます。

    Q3. 「選択肢」の入れ方が分からない

    A. 種類を「選択肢」「ラジオボタン」「チェックボックス」にすると選択肢の入力欄が出ます。そこに1行につき1つずつ選択肢を書いてください(改行で区切ります)。

    Q4. 項目を間違えて削除してしまった

    A. 同じ名前・種類でもう一度追加すれば、フォームには復活します。なお、過去に入力された値はデータベースに残っているので、データそのものが消えることはありません。

    Q5. 必須にしたのに空のまま登録できてしまう

    A. 「必須」のチェックを入れて保存できているか、対象のタブ(募集/登録/プロフィール)が合っているかを確認してください。必須項目が空のまま送信されると、フォーム側でエラーが表示されて先に進めなくなります。


    用語集

    用語意味
    登録フォーム設定募集・会員登録・プロフィールの各フォームに、独自の入力項目を追加・編集する管理画面
    カスタムフィールド標準の入力欄に管理者が追加できる独自の入力項目
    リスティング提供者が掲載する案件・サービス・モノ・スペース等の総称(呼称はサイトジャンルで変わる)
    適用ロールその項目を誰に表示するか(両方/提供者のみ/利用者のみ)。会員登録・プロフィール用の項目で設定できる
    検索項目として表示するその募集用フィールドを、検索フォームの絞り込み条件にも出す設定
    提供者/利用者サービスを掲載する側/探して申し込む側のユーザー