MatchLayerのカスタムフィールドで検索を絞り込む方法|業種別の条件設定と活用例
MatchLayerには、リスティング(サービス・案件の掲載情報)に独自の情報欄を追加できる「カスタムフィールド」という機能があります。この機能は入力フォームやリスティング詳細ページへの表示だけでなく、検索フィルタとしても活用できます。「対応スキル」「取得資格」「価格帯」といった項目を絞り込み条件として検索フォームに追加することで、利用者が求める提供者を素早く見つけられる仕組みを作れます。
この記事を読み終えると、次のことがわかります。
- カスタムフィールドを検索フィルタとして有効にする設定方法
- フィールドの種類ごとの絞り込み挙動の違い
- 都道府県フィルタとの使い分けの考え方
実際の設定手順と業種別の活用例も交えて解説します。
カスタムフィールドを検索フィルタとして使う仕組み
MatchLayerのカスタムフィールドは、管理画面の MatchLayer > 登録フォーム設定 から追加します。フィールドには「リスティング用」と「プロフィール用」の2種類があり、検索フィルタとして設定できるのはリスティング用だけです。
設定のポイントは「検索項目として表示する」というチェックボックスです。リスティング用フィールドの編集フォームにこの項目があり、チェックを入れて保存するだけで、検索フォームにそのフィールドが絞り込み条件として自動で追加されます。チェックを外すと検索フォームから消えるため、必要に応じてオン/オフを切り替えられます。
複数のフィールドを検索項目として設定した場合、すべての条件を同時に満たすリスティングだけが検索結果に表示されます(AND条件)。検索フォームへの表示順は、管理画面でのフィールドの並び順と連動しています。ドラッグで並び替えると、そのままフォームの表示順に反映されます。
絞り込みに使えるフィールドの種類
MatchLayerのカスタムフィールドには複数の種類があり、種類によって検索フォームの表示形式と絞り込み挙動が変わります。
テキスト・テキストエリア型は、入力値とリスティングのフィールド値の部分一致で絞り込みます。フリーワードで探したいときに向いていますが、表記ゆれの影響を受けやすいので、使う場面は選んだほうがよいです。
セレクトボックス型は、ドロップダウンの選択肢として表示されます。選択した値と完全一致するリスティングに絞り込まれるため、選択肢を決まった値に限定したいときに使いやすいです。
ラジオボタン型は、横並びのラジオボタンとして表示されます。先頭に「すべて」(条件解除)の選択肢が自動で追加されるため、利用者が検索条件を解除しやすいのが地味に便利です。
チェックボックス型は、複数選択が可能な絞り込みに対応しています。チェックした選択肢のいずれかに一致するリスティングがOR条件で表示されます。「複数のスキルのうち1つでも持っている提供者を探す」といった用途に向いています。
数値型は、リスティング用フィールドでのみ使える種類です。検索フォームには「最小値」「最大値」の2つの入力欄が表示され、範囲を指定した絞り込みができます。どちらか一方だけの入力も有効で、「○○以上」「○○以下」の片方向絞り込みにも対応しています。単位(円・件・人 など)も一緒に登録でき、フォームや詳細ページに単位つきで表示されます。
管理画面での設定手順
検索フィルタとしてカスタムフィールドを追加するには、以下の手順で設定します。
まず管理画面の MatchLayer > 登録フォーム設定 を開き、「リスティング用」タブを選択します。既存フィールドを検索条件に追加したい場合は該当フィールドの編集フォームを、新たに作成する場合は追加フォームを使います。
フィールド名・種類・選択肢(セレクトボックス・ラジオボタン・チェックボックス型の場合)を入力したら、「検索項目として表示する」にチェックを入れて保存します。保存後はリスティングの検索フォームに反映されます。
検索フォームへの表示順を調整したいときは、管理画面のフィールド一覧でドラッグして並び替えます。並び順がそのまま検索フォームの表示順になるので、利用者が迷いにくい順番に整えておきましょう。
なお、「必須」設定はリスティング作成フォームでの必須入力を制御するものです。検索フィルタとしての動作には影響しません。
業種別の活用例(スキル・資格・価格帯・対応エリア等)
実際のところ、業種によってどのフィールドを使うかはかなり変わります。参考になりそうな例をいくつか挙げます。
人材・スキルマッチング系では、「対応スキル」をチェックボックス型で作成すると、利用者が複数スキルでOR条件に絞り込めます。「希望報酬」を数値型で追加すれば、予算範囲で提供者を探せる検索フォームになります。
士業・資格系では、「取得資格」をセレクトボックス型で設定すると、特定の資格を持つ士業だけを一覧表示できます。「対応業態」をラジオボタン型で追加し「法人・個人・どちらも」の選択肢を設ける使い方もあります。
家事代行・出張サービス系では、「対応メニュー」をチェックボックス型にすると、掃除・料理・ベビーシッターなど複数サービスからOR条件で探せるフォームを作れます。
BtoB案件マッチング系では、「最小対応件数」を数値型、「対応規模」をセレクトボックス型で組み合わせると、発注規模に見合う提供者に絞り込める検索フォームが作れます。
どの業種でも、自サービスの利用者が「どんな条件で絞り込みたいか」を先に整理してからフィールドの種類を選ぶと設定がスムーズです。フィールドは後から追加・削除・並び替えできるので、まず必要性の高い項目から試して段階的に増やしていくのが現実的です。
都道府県フィルタとの使い分け
MatchLayerにはカスタムフィールドとは別に「都道府県フィルタ」が用意されています。管理画面の MatchLayer >一般設定 で都道府県機能を有効にすると、リスティング検索フォームに都道府県のセレクトボックスが自動で追加されます。
都道府県フィルタは、47都道府県(東京都は23区・23区外の2区分)のマスターデータをもとにしたシステム組み込みの絞り込みです。提供者がリスティングに都道府県を設定しておくと、利用者が地域で絞り込めるようになります。都道府県が未設定のリスティングは、地域フィルタ選択時の検索結果には含まれません。
カスタムフィールドで「対応エリア」を作る方法と都道府県フィルタは役割が重なりやすいので、あらかじめ整理しておくと管理しやすくなります。都道府県単位の地域絞り込みには都道府県フィルタを使い、「全国対応」「一都三県」「エリア不問」のような独自の区分が必要な場合はカスタムフィールド(セレクトボックス型など)で補うのがおすすめです。
なお、オンライン完結型のサービスなど地域絞り込みが不要な場合は、都道府県機能を設定からオフにするとフォームがシンプルになります。
まとめ
カスタムフィールドの検索フィルタ設定は、「検索項目として表示する」にチェックを入れるだけで有効になります。設定自体はシンプルです。
フィールドの種類(テキスト・セレクトボックス・ラジオボタン・チェックボックス・数値型)によって絞り込みの挙動が変わるので、「利用者がどんな条件で絞り込みたいか」を先に整理してから種類を選ぶと迷いにくいです。複数フィールドを同時に指定した場合はAND条件で絞り込まれ、都道府県フィルタと組み合わせれば地域×条件の複合検索にも対応できます。
まずは1〜2項目から試してみて、利用者の反応を見ながら増やしていくのが現実的だと思います。
MatchLayerの他の機能設定については、機能別詳細カテゴリもあわせてご覧ください。